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地元民とふれあいながら、里山田園に包まれ田舎暮らし満喫

                ご人様、玄関前にて


プロフィール

住所

いすみ市荻原
人物

菊嶋信一

 59歳(H24年2月12日で60歳)

 勤務:公務員

面積等

敷地・約377坪、住宅・約44坪 木造2階建

平成20年12月、ご購入

現在、柏市のご自宅からキャンピングカーに乗られ、週末等こちらにこられ、田舎暮らしを楽しんでおられます。


問い

この荻原のお宅を選ばれた理由は? 

お答え

房総は、温暖な気候に海あり山ありで非常にバランスが良い地域だと思います。
ここ荻原は、海から10km以上離れていますので、塩害の心配もありませんしね。
物件自体は、小高い敷地から見渡せる開放感のある長閑な田園風景、一定の広さの敷地と里山の裾野に南面だけが大きく開放されているたたずまい、水回りや開口部がリフォームされている適度な大きさの古民家(築七十年)という恵まれた条件がそろっていたのが購入理由になります。
幹線道路から程よい距離にある舗装された幅員5mの前面道路というのも大きいですね。

問い 実際にご購入されて(現在は)セカンドハウスとして使われ、気に入った点は?
お答え 新茂原ホームさんに、物件探しの時に裸でうろつき回れる敷地という条件をお伝えしていましたが、3mほどの高台の敷地ですのでパンツ一丁で夜空の星を眺めに庭先に出ても人目に付きません。また、里山の裾に位置しているため湿気対策や雨水の処理などの手当ては必要ですが、この里山の恩恵が実はたくさんありました。
タケノコやふきのとう等の自然の恵みを含めた緑の世界があり、空気が絶えず上下していてよどまず夏にひんやりとした冷気を送ってくれるし、少し登れば素晴らしい景色が見えて天狗様になった気分になれる等々、想像以上の良さがありました。
また、いすみ米の田園地帯ですので、地元のお米が食べられる恩恵を授かっていまして、本当に美味いですね。
問い

困った点は?

お答え

やはり集落の方々とのお付き合いになります。

行事の多さもさることながら、ここの人たちについていけずに参りました。
木を伐採する、U字溝を敷設する、ダンプカーで砂利を敷く、神社の改修工事をするなど、大工工事や土木工事のほとんどを自分たちでやってしまうのです。
私も当然行事に参加してお手伝いするのですが、段取りが悪くいつも笑われています・・・アッハッハ。
ここの人たちは、購入時にご近所を回った時の印象そのままに、明るくて温かい方々ばかりで、そんな初心者の私をいつも温かく見てくれており、私はそうした温かさに救われながら鍛錬を重ねています・・・アッハッハ

問い 今後のご予定は?
お答え 来年の三月に定年退職を迎えます。できればどっぷりとこちらの生活に浸りたいのですが、入院している母がおり、今の自宅から勤めに通っている息子も居るんですよ。
したがって、相変わらず行ったり来たりの繰り返しになると思っています。
これからは時間が十分にあるので、古民家の手入れや日曜大工、庭造り、野菜作りのための土づくりなどに取り組みたいと思っています。
また、夕方にバイクで釣竿を背負って晩のおかずを仕留めに行きたいと思っています。
問い

これから田舎暮らしを考えている方にアドバイスがありましたら。

お答え 私自身、まだ初心者ですからアドバイスなどはおこがましいのですが、物件を探すときは不動産屋さんの担当の方が信用できる方であれば、何でも相談しながら信頼を築くことから始めるべきでしょう。

次に、不動産を見させてもらいながら、自分の希望の優先順位を明確にしていきましょう。
そうすることで自分が最も大切と思う部分が見えてきますので、それを担当の方に伝えることで、物件の取捨選択も明確にできるようになります。
当たり前のことですが、意外と惑わされたり、流されたり、気移りしたりというのが不動産選びの常ですから気を付けるに越したことはありません。

例えば、家具付きの素晴らしい家だったりすると、それだけで舞い上がってしまいがちです。

家は建て直しができますが、景色は変えることができません。
そんな腰を据えた物件選びが、大切なものを探し当てることにつながるのではないかと思っています。

後記 ・菊島さんご夫婦は、熱心に物件を探されていて、何度かお話をしているうちにご希望としている物件のイメージも良くこちらに伝わり、ご縁があってこちらの物件をお気にめしました。大きな買物となるので、ご家族皆様がご納得されるのは大変かな?と思いましたが、「伊藤ちゃん、夫婦長くやってるとこっちの気持ち、うちの(奥様)もちゃんと察してくれて、OK出してくれたから!」とのお話。独身の私には含蓄のあるお言葉でした。また、菊嶋さん、地元の方に本当に溶け込んで、まるで旧知の間柄のようなお付き合いをされています。地元民もすごく歓迎してくれています!こちらのお宅は、四季の移り変わりの眺めもすばらしく、特に稲穂が育つ初夏や紅葉の秋など、日本の農村集落の原風景という感じです。

◎菊嶋さん、こちらの物件を手に入れられるときから、その後の暮らしまでを「田舎暮らし」というタイトルで、記録に綴ってくれてありました。全部で156ページの大作です!四季折々の風景、地元民との交流の写真なども織り込まれています。(地元民が菊嶋さんを歓迎してくれているすごくユーモアに富んだ写真も入っています!)これから田舎暮らしをされる方には、悩み、楽しみなどの点も手に取るように伝わると思いますので、きっと良い参考になると思います。是非ご覧になってみてください!
菊嶋著・手記「田舎暮らし」・PDF

問いは、当社の担当者です。



玄関前にて

リビングから庭先を眺める菊嶋さん
 

裏山から南の眺望

朝もやの周囲の風景
      庭先からの夕景   裏山からの母屋&新築納屋
   電気工事完了後にくつろぐ職人さん     地元民協力のもと、納屋建築開始
      納屋建築途中     堂々完成!
  職場の人と、余暇を利用して田んぼの稲刈り     地元民とお宮の祭り


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